• 県立図書館 再整備(/)
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  1. 鳴門市議会 1984-03-01
    03月13日-03号


    取得元: 鳴門市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    昭和59年  3月定例会(第1回)          昭和五十九年 鳴門市議会会議録 (第三号)    ──────────────────────────────────            昭和五十九年三月十三日(会期十九日中第五日目)              議 事 日 程 第 三 号第一 市政に対する一般質問    ─────────────────────────────────             本日の会議に付した事件日程第一 市政に対する一般質問    ─────────────────────────────────            出  席  議  員(二十八名)  議長  福  本     節  君      一番  山  下  善  平  君  二番  乾        茂  君      三番  開  発  外  之  君  四番  勘  川  一  三  君      五番  斎  藤  達  郎  君  六番  下  八     明  君      八番  原  田  一  幸  君  九番  梅  野  健  寿  君      十番  出  口  治  義  君 十一番  広  瀬  静  男  君     十二番  藤  田  義  行  君 十三番  札  場     清  君     十四番  松  本     聖  君 十五番  室  津  サ ワ エ 君     十六番  平  岡  朔  郎  君 十七番  井  形  勝  男  君     十八番  大  場     明  君 十九番  川  内  啓  市  君     二十番  工  藤  武  重  君二十一番  芝  野     彰  君    二十二番  新  居  義  公  君 二十四番 叶  井  長  助  君    二十五番  小  森  圀  彦  君二十六番  野  崎  博  文  君    二十七番  平  松  章  生  君二十八番  牧  野     豊  君    二十九番  矢  野  善  治  君    ──────────────────────────────────            欠  席  議  員( 二 名)  七番  関  原  正  雄  君    二十三番  遠  藤  将  弘  君    ──────────────────────────────────            説明のために出席した者  市長       谷   光 次 君   助役       森 谷 貞 夫 君  運輸部長     三 島 利 克 君   水道部長     歌 川 重 雄 君  競艇部長     尾 崎 定 男 君   福祉事務所長   大 塚 太一郎 君  市長公室長    西 本 信 也 君   総務課長     西 田 素 康 君  人事課長     米 沢 敏 光 君   会計課長     岡 田 典 夫 君  税務課長     岡 田 昭 二 君   市民課長     郡   貴代志 君  民生課長     井 上 広 治 君   国保年金課長   豊 田   昇 君  衛生センター所長 榊   武 夫 君   環境課長     橋 本   毅 君  同和対策課長   古 林 育 夫 君   解放センター所長 梅 野 克 己 君  農林水産課長   村   高 芳 君   商工観光課長   河 野 忠 久 君  都市計画課長   野 間 繁 満 君   下水道課長    日 野 泰 男 君  建築課長     吉 田   実 君   耕地課長     大 島 嘉 幸 君  文化会館長    木 下 正 雄 君   競艇部庶務課長  室   鳩 夫 君  競艇部業務課長  益 井 辰 夫 君   競艇部警備課長  斎 藤 素 久 君  水道部業務課長  馬 居 貞 夫 君   水道部工務課長  青 木 博 治 君  運輸部管理課長  美 好 美喜夫 君   運輸部業務課長  播 磨 繁 夫 君  消防本部次長   柳   弘 行 君   庶務課長     岡   晴 之 君  消防課長     高 田 忠 司 君  福祉事務所福祉課長益 岡 重 男 君  土木課副課長   平 野 節 夫 君   教育長      吉 成 静 男 君  教育次長     辻 見 誠 一 君   庶務課長     大 島 安 幸 君  学校教育課長   鎌 田 賀 平 君   社会教育課長   平 島 照 康 君  同和教育課長   木 村 善 二 君   青少年課長    小 比 一 夫 君  体育課長     秋 野 昌 郎 君   図書館長     橋 本 義 男 君  教育研究所長   春 藤 孝 雄 君   工業高校事務長  米 崎 文 幸 君  監査委事務局長  佐 藤 喜美夫 君   選挙管理書記長  谷   康 夫 君  農委事務局長   林   敏 雄 君    ──────────────────────────────────  議会事務局職員出席者  事務局長    高 田 賢次郎 君    次長      宮 本 仁 司 君  議事係長    川 上 昭 憲 君    資料係長    矢 金   満 君  書記      中 井 敦 子 君    書記      上 原 恵 子 君    ──────────────────────────────────     午前 十時     開議 ○議長(福本節君) 連日ご参集ご苦労でございます。これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手許へ配布の議事日程表のとおりであります。 朗続は省略いたします。    ────────────────────────────────── △日程第一 市政に対する一般質問 ○議長(福本節君) 日程第一、市政に対する一般質問を行います。 通告の順序に従って質問を許可いたします。 一、市長の政治姿勢について 二、衛生行政について             十四番 松本 聖君     〔十四番 松本 聖君登壇〕 ◆十四番(松本聖君) 議長より発言の許可をいただきまして、二つの問題につきまして一般質問をいたしたいと思います。市長始め理事者各位の明確なる答弁をまず最初にお願い申しあげておく次第でございます。 まず最初に市長の政治姿勢の問題から二点程お伺いしたいと思うわけでございます。 まずその第一番といたしまして、私は今議会にいろいろと提案されておりますけれども、そういうふうなことの中で最近よく言われております受益者負担ということと市民生活をそういうふうなこととの関連でどういうふうに市民生活に打撃を与えずに擁護していく市政を推考するかというふうなその関連の問題につきまして市長の基本的な考え方をお伺いしたいと思うわけでございます。 去る十二月議会の水道料金の大巾な引き上げに始まり今議会に提案されております国保とか、公共料金値上げはあまりにも私は度が過ぎておるものでないだろうかというふうに思うのでございます。市民の生活を取りまく諸情勢は非常に厳しいものがあろうかと思うわけでございます。具体的にいろいろ申しあげれば切りがないと思いますが、一般的にそういうふうなことは市長も当然知っておられると思いまして具体的な例を上げるのは省略させていただきますが、そこで市長に最初にお尋ねいたしますのは四月からそういうふうな形で値上げがされますと、一体市民の生活にどれ位の経済的な負担がかかってくるかというふうなことを概算でも結構でございますから考えて計算したことがあるのかどうかとゆうふうなこと、まず市長にお伺いいたしまして、その答弁をいただいて具体的な質問に入らせていただきたいと思うのでございます。 次に市長の政治姿勢の問題につきまして二点目の問題といたしまして、私は池谷駅の無人化問題とその後の対策につきまして、市長にお伺いをいたしたいと思うのでございます。これも昨年の本市議会におきまして、池谷板東駅無人化反対の請願書を満場一致で可決いたしまして、関係各機に送付し、聞くところによりますと、市長議長が直接国鉄四国総局まで出向いて、その主旨を申し入れられたとそういうふうに聞いております。 それ以後、国鉄側の話によれば鳴門市側に無人化問題についての理解をいただいたので、二月より無人化に踏み切ることにしたんだとそういうふうなことを宣伝をしておったわけでございます。そういうことが決して市長としてはどういうふうに向こう行ってお話をされたのか、国鉄側がかってにそういうことを作り話をしておるのかその当りのことを私は今後のこともございますので、この場におきまして、ことの真相をお聞かせ願いたいと思うのでございます。 次に衛生行政の問題につきまして、質問をいたしたいと思うわけでございます。私は衛生行政の問題につきましては不燃物問題、不燃物の処理問題につきましてお伺いをしたいと思うのであります。この問題は鳴門市にとっても一日も放置することのできないじん芥処理最終処分の問題でございます。この一応不燃物の処理ということがその最終の問題になるわけでございますが、これらの施設の設置の際、当然どこでも、どこの自治体でも予想されておりますのが、建設が具体化して参りますと、いろいろと問題が起こってくるわけでございます。特にその点につきまして、地元対策公害対策この二点にわたりまして、現状はどうなっておるのかということを関係課長よりご答弁を願いたいと思うのでございます。答弁によりまして問いたします。     〔市長 谷 光次君登壇〕 ◎市長(谷光次君) お答えいたします。まず受益者負担市民生活擁護の問題でございますが、私はなるべく市民の負担をかけないようにできるだけ頑張って参ったのでございます。ことにボート収益が、かなり売れておりました時に、なんとかしてこれを市民に収益を還元したい。それはこういう負担をかけないでいくのが一番いいんじゃないかというので、他の都市に比べまして、ずい分安く今日まで頑張ってきたのでございます。 しかしながら今の財政状態ご承知のようにボートの売り上げも非常に低くなっておりますし、経費もその高くなってきたので、ある程度の受益者負担をお願いしょうとこういう気持でいろいろ値上げの案を提案しておるような次第でございます。それも最小限度にとどめまして類似都市に比べるとまだはるかに安いんでないかというふうな気がしておるのでございます。安いのはいいんですけれども、ある程度の市も節約もするし、又受益者もある程度負担していただきましてですね、この市政の執行を乗り切っていきたいというふうに考えておるのでございます。この中に問題になるのは国保の問題だとか、あるいは水道料金の問題、家賃の問題などありますけれども、まあまあこの程度なら市民生活を圧迫しないだろうとこういう気持で今回提案しておるような次第でございますので、一つよろしくお願い申しあげます。 それから池谷駅の無人化の問題でございますが、先般議長と乾議員と私と三人で国鉄総局に伺いまして、私達はどこまでも無人化は反対だとこういう意思表示をして帰っておるのでございます。だから鳴門が無人化に理解したとこういうことはどうも私も理解できないのでございます。我々の態度はちっとも変わっておりません。もし鳴門市側が無人化に理解を示したという言い訳をしておるとすれば、私はそういうことを聞いておりませんけれども、もしお話のように国鉄の方でそういう表現をしておるとすれば、これは国鉄の方でかってにそんなことを言うておるんであって、私達は議長もそうですが、どこまでも、無人化は反対だという意志表示をかえておりませんので一つご理解いただきたいと思います。以上でございます。不燃物の処理問題については担当課長の方からお答えいたします。     〔衛生センター所長 榊 武夫君登壇〕 ◎衛生センター所長榊武夫君) お答えいたします。まず地元対策及び公害対策でございますが、まず地元対策につきましては現在のところ用地を買収する時点で板東の土地改良区と話合いをいたしまして、水利組合の承託はいただいております。そして地域につきましては、後の公害対策のご説明とも関連しますわけでございますが、まず今の現在の状況を申しますと、施設の補助金の申請につきまして、一応基本設計を終りまして、補助金の申請をいたしておりますが、その内容を申しあげますと、大麻町の山の谷をまずえん提でしきります。そしてその埋め立てる土地につきましては下に遮水壁を造る為にゴムシートを引き込みます。そしてそこで汚水を集中的にさした中で、それを浄化槽設備におきまして、汚水を浄化してそして放流するという方法を取るべく計画をいたしまして、補助金の申請をいたしておるわけでございますが、その補助金内示事態がご存知のように国の行政改革等の中で非常に厳しい情勢下にありますので、本年度第一年次として果してどれだけの事業を認可されるかということが、まだ確定いたしておりませんので、それがこの三月中に内示がある予定でございますので、それによりまして、その内示を受けた中で具体的に実施設計を行い、そして地域の方々にも十分ご説明申しあげる中でご納得をいただきたいという考え方を持っておりますので、ご了解いただきたいと思います。     〔十四番 松本 聖君登壇〕 ◆十四番(松本聖君) 問いたします。まず市長に対してお尋ねをいたしますが、受益者負担の市長の政治姿勢の問題につきまして、市長の答弁は他都市と比較してまだ鳴門市の場合はずい分安いんでないかとそういうふうなお答えでございましたが、具体的に私がちょっと概算でもいいから計算したことがございますかと、言ったことについては何らお答えがなかったと、しっとんであれば次の答弁の時にしていただきたいと思いますが、その点も、もう一度はっきりさせていただきたい。他都市と比較というふうなことを言われますけれども、そんなに大きなずい分安いというふうなことじゃなしにかえって他都市が安いというふうな問題もあると思いますが、その点市長はどういうふうな現状把握されておるのか、この際ご答弁を願いたいと思うのでございます。 それと合わせまして、質問を続行いたしますが、去る九日の日の市長の議案説明の中でそのことが触れられておりましたけれども、受益者負担適正化云々とそういうふうなことで、使用料手数料の見直しをするんだと具体的平たく言えば値上げを行うとしているわけでございますが、ここで受益者負担ということについての考え方をこれから特にこういうことが臨調行革の中でそういうことが大きくクローズアップされまして、以後行革を取りまく問題の中で特にこういうことがいわれるようになってきましたで、市長に具体的にその見解を聞かせていただきたいと思うのでございます。具体的な抽象的な話になりますので具体例を上げて、お聞きすると市長も答弁がしよいのでないかとそういうふうに思いますので、そういうことで説明をしていただきたいと思うのでございます。例えば手数料条例の改正の中で百円を二百円に値上げをしょうとするそういうものがのっておりましたけれども、具体的に百円を二百円にする根拠、それはどこにあるのか、それだけ原価計算してそういうふうなことにせざるを得なかったのか、どうかというふうなことに私は疑問を感ずるわけでございます。 市が行う公共的な事務事業には、事務事業におきます公共性ということと、私的利益、私的な利益との関係におきまして、私的利益を受ける者が担当の費用を負担するということを私は受益者負担というふうにいっておるのだと理解しておるわけでございますが、そういうふうな観点から例えば今、私が具体的にあげました手数料条例の百円を二百円にあげるというふうなことの理論的な根拠を、この際明らかにしていただきたいと思うのでございます。 次に市長の政治姿勢の二つ目の問題で池谷駅の無人化問題につきまして、ただ今市長の答弁によりますと、鳴門市はあくまでも無人化に反対なんだという態度をその場ではかえていないんだと、国鉄側がかってに言っとるんでないかという答弁でございましたが、現実に今、池谷駅は無人化されまして、そういうふうな無人化反対とか、賛成とかいうふうな段階を残念ながら過ぎてしまったような状態になっておるわけでございます。市長がそういうふうな考えであるならば、国鉄側に対して鳴門市と地元の市長としてそういうことは絶対認められないんだと、もと通りせいというふうな要望を国鉄側に対して再度申し入れるつもりがあるのかどうかというふうなことを私は市長にお伺いしたいんです。 それとそういうことと合わせまして、現状のままで国鉄と交渉してもなかなか解決しないというふうなことも予測されるわけでございますが、それに対応するというふうなことで、すでに無人化いたしますと、あの国鉄の駅舎があすこが市長もご案内の通り、乗り換え駅だと待ち時間大分待ち時間をかかるような列車編成でございますので、そういうことからこの問題が議会で請願された時にもいろいろと議論がありましたように無人化されるとそこが最近問題になっております青少年の非行のたまり場になるのでないかというふうな心配が、又列車利用者へのサービス等の観点からも現在の駅舎内での切符の販売というふうなこと等ももうすでにやっておりませんけれども、せめて高徳線の吉成駅なみ位の吉成駅の場合は駅舎内において無人化いたしましても、これは国鉄側の下請けだと思うのでございますが、切符の販売等をやっておるというふうなことを承っておるわけでございます。こういうふうなことにつきまして鳴門市としてはどういうふうな対処をされるのかというふうなことをこの際合わせてお聞かせ願いたいと思うわけでございます。 次に不燃物の処理問題につきまして、私がお聞きしました二点の問題につきまして、地元対策のことにつきましては、板東土地改良区との話はついておるという説明でございましたが、これは板東土地改良区とだけ話し合いをすればあとは全然問題がないのかというふうな点について、この際お伺いをしておきたいと思うのでございます。それと、公害対策の問題につきまして、国の補助金の関係があるというふうなことで、まだ具体的な工事の設計が本年度どれ位できるかとかいうふうな話はできんのだというふうな答弁でございましたけれども、私はそういうふうなことじゃなしにもう少し一般的なことでお伺いしたいのでございますが、公害対策の問題では以前にも何回か機会ある度ごとに私聞こうとしたこともあるわけでございますが、特に最近は公害対策の問題、不燃物の処理問題から関連いたしまして、出てくるのがいわゆる水銀等を中心といたします重金属類とか、いわゆる有機塩素系のダイオシキンというんですか、そういうふうな非常に人畜に催奇性をもたらすような有毒性排気物が出てくるとそういうふうなことが問題になっておるわけでございますが、これらの問題はただ今センターの所長が説明しておられましたような排水の処理をどういうふうにするのか知りませんけれども、具体的な説明がなかったのでございますが、そういうふうなただ一般的な排水の処理というふうなことで解決するものでないと私は思うわけでございますが、そういうふうな点についての対策というのは、その中に含まれておるのかどうか、この際ご答弁を願いたいと思うのでございます。     〔市長 谷 光次君登壇〕 ◎市長(谷光次君) お答えいたします。受益者負担の問題ですが、私は直接計算はしておりません。しかし担当課の方で値上げするについて、それぞれ他都市との比較表を持って参りまして、そしてこの程度ならよかろうという額を決めて提案したわけでございます。いろいろ問題が値上げの問題もそれぞれ問題がありますので、一概に計算というのは非常に難しいでないかと思うのでございます。ただ個人の負担について、それの比較対象によってこの額を決めたようなわけでございます。例えて申しますと手数料の場合でございますが、これはどことも百円が二百円になっておりますので、他市にならって二百円ということにしたわけでございます。それから火葬場の場合なんか、よその市では一万円取っているんですが、鳴門市の場合は二千円を五千円に値上げしたというふうな状態でございまして、他都市に比べますと、私は鳴門市の場合はずい分安いんでないかというふうに考えております。以上でございます。 それから国鉄の問題につきましては、私は総局に参りまして、議長と共に反対の意思表示をいたしました。その後の交渉につきましては助役があたっておりますので、助役の方からお答え申しあげます。     〔助役 森谷貞夫君登壇〕 ◎助役(森谷貞夫君) 池谷駅の無人化の問題につきまして、その後の経過につきまして、ご説明を申しあげたいと思います。先程、課長から答弁ございましたように私達は市民の立場にたちまして、あくまで無人化に反対だという点はつらぬいてきておったわけでございます。その後二月一日から無人化されております。その二月に入りまして、四国総局の方から挨拶を受けたわけでございます。私の方としてはあくまで無人化に反対だと、その時には申しあげておったわけでございます。国鉄としましては、その時の話では当分の間、駅員を配置いたしまして、乗降客に迷惑をかけないように誘導を図っていきたいということでございます。それと駅構内の環境が駅員が配置されておった時に比べて、悪化しないように十分配慮して参りたいということでございます。 それともうーつは旧駅舎が非行グループたまり場等にならないように十分気をつけて参りたい。もしそういう恐れがある場合には委託をされておる方の通報をもらって、すぐ対処できる態勢を整えておるということを聞いておるわけでございます。それともうーつは台風災害等発生等が予想される時には保安設備を、保安上の見回りを厳重にやりたいというふうな通告を受けておるわけでございます。それと吉成駅の駅構内での切符の販売でございますが、これは八時から十七時まで、朝の八時から午後五時までやられておるようでございますけれども、池谷駅につきましては駅のすぐ前の方に、すぐまん前の方に委託をいたしておりますので、当分その推移をみたいというような回答をいただいておるわけでございます。以上でございます。     〔衛生センター所長 榊 武夫君登壇〕 ◎衛生センター所長榊武夫君) お答えいたします。地域対策の問題につきましては、これは板東土地改良区の許可をもらったからそれで十分だという考え方はございません。それで特にあの地域に隣接いたしております奥屋敷の数戸の家庭もございますし、それから搬入をする経路のいろいろの地域の問題などもございますので、これらにつきましては具体的な設計ができ次第に計画ができしだいにご説明にあがっていきたいという考え方でおります。現在も二・三人の方々につきましては申し入れがありましたのにつきましては、ご説明を申しあげておるわけでございますけれども、まだ組織だっての説明等はいたしておりませんが、今後そのようなのにつきましては事業課すまでには行っていきたいという考え方を持っております。 それから公害対策でございますが、まず私の方で先程ご説明ありましたように公害の方法としてそのもの自体が流失を防ぐ為にはえん提を造り、そして毎日毎日サンドイッチ方式上土地をかぶせていく方式をとって埋め立てていくということですが、そしてその中から出ております浸透水等につきましては、これは一応浄化槽設備を造って、そして計画といたしておりますのは、調整槽を造り、まずそれから調整をする中で、次は生物処理を行い、それから凝集沈殿を行った上で、もとの消毒を行い、その水を規定の基準値以内のものにして放流する予定でございますが、その点につきまして一応私の方が処理する物質についての決定いたしておりますのは、まずBODとかCODというのはもちろんでございますが、金属類につきましては鉄マンガン、銅、亜鉛トータルクロム、それからカドニウム、鉛、ロッカクロム、ひ素等を対象とした中でこれの流出のないようなチェックをするべく予定をいたしております。 それからもう一つの特に最近出てきております電池の水銀の問題でございますが、これにつきましては、ちょうど昨日県の方から指導要綱的なものが参っておりますが、これによりますとまずボタン式の電池につきましては、販売店へその回収箱を設置して、そして業界の方でそれを収集をするような予定でございますが、その他の電池につきましてはこれは現在の場合水銀量も少ない為に今のような万全の埋め立てをするような程度の指導でございますが、これらにつきましては今後国、県の指導に従う中で鳴門市としても具体的な計画を立てていきたいという考え方を持っておりまして、公害対策につきましてはできるだけの努力をして参っていきたいという考え方を持っておりますので、ご了解いただきたいと思います。     〔十四番 松本 聖君登壇〕 ◆十四番(松本聖君) 問いたします。ただ今市長から答弁のございました受益者負担の問題につきまして、市長は市長にとっては都合のええような例を取り上げて火葬場のなには安いんだというふうな全体をですね、説明していただかんと安いのだけ説明すると、確かにその通りでございますが、そういうふうなことだけじゃなしに今回は非常に大きな値上げを四月から水道料金も四月から値上げと、国保もそうだとそういうふうなことになって参りますと、非常に市民の生活、毎年のように厳しいものがございます。説明しなくともおわかりのように、建設の関連の零細業者の場合は本当に仕事がない又、それに関連いたしまして市内の小売商の方々とか、農民の場合も業者の場合も同じように非常に苦しい生活がひしひしと押し寄せてきておるわけでございますが、そういふうな人達に非常に大きな負担をしいることになるんだと、そういうことから私が心配をいたしまして、いろいろ聞いてみましたら、ただ根拠は他都市と比較いたしまして、他の都市では手数料は二百円位とっておる鳴門市もそれに見習ってやったんだというふうなことでございますが、私はそういうふうなことあまりにも無責任と申しますか、安易なやり方じゃないかというふうに思うんです。ただ、たかだか百円か二百円になっても、それ一件だけとなれば子供のこずかい位の値上げでないかとそういうふうな考え方があろうかと思いますが、結局あらゆる問題はどこの家庭でも出る所は一つです。そういうふうなことがより集まって生活をますます苦しくしていっておるというふうに私は思うのでございます。 市長もご存知と思いますが、毎年のように消費者米価の値上げ、生産者米価の値上げというふうなことが中央の米価審議会当りで審議されますが、その時に本当に金額にすればしれております。最近の貨幣価値からすると、それ位はというふうな言い方をすれば言えんことはないと思いますが、そういうことが全体の生活に与える影響というのは非常に大きいのでございます。特に市とか国とかが値上げをする決定権のある公共料金の場合、税の場合はそれが物価の値上げとかいうふうなことに直接関連してくると私は認識しておるわけでございます。そういうことから考えまして、ただ今の市長の答弁ではあまりにも鳴門市の今回の各項目にわたる手数料使用料条例の値上げとか、その他の値上げの問題は安易な値上げの提案でなかろうかと私はこういうことにつきましては提案されておりますけれども、市長が再考いたしまして、引き下げるというふうなことを強く要望するわけでございますが、そういう気持があるのかどうか、検討してみる気持があるのかどうか、この際市長にお伺いしておきたいと思うのでございます。 今回の三月定例第一回定例会に提案されております予算書を見てみます時に私は市民に対しましてはこういうふうな非常に厳しい対処の仕方がある一面で今まで従来通り非常に大盤ぶるまい的な財政措置がやられておるのでないかというふうに思うのでございます。例えばボート会館の買収に一億円の支出を予定しておりますし、県の町村振興資金にこれ又一億円の支出が予定されておるわけでございます。こういうことが現在のような鳴門市の財政が厳しいというのならばこういうことが検討されてしかるべきだというふうに私は思うのでございます。こうやり方に対しては、どうしてもどう考えても理解できないのでございます。私はこういうふうな問題を再度申しあげますけれども、市民生活を守るというふうな立場に立って市長が再考するということをやる気持があるかどうか、この際市長にお伺いをいたしたいと思うわけでございます。 次に池谷駅の問題につきまして、助役から具体的な答弁がございました。助役の答弁によりますと、国鉄当局はすでに前の売店の方に切符の委託販売をやってもらっておる、そしてその方にいろいろやっていく中で問題があれば、国鉄当局に通報して善処したいというふうな話でございましたけれども、私実際に駅舎を見て参りまして、具体的に石川さんという方でございますが、その方からお話を聞いたわけでございますが、石川さんの家からは国鉄のいわゆる旧駅舎の中の状態というのは近くでも見えんわけでございます。その中で通学生とか青少年がどういうことをしておるのかというふうなことが当然わからないわけでございまして、そういうふうな点では非行対策というふうな一点をとってみましても非常に不適切でないかというふうな私は気がいたしました。 又切符の販売の問題にいたしましても皆んな十分周知徹底しておりませんので駅舎の中にそういうふうにしなければ結局そのまま汽車に乗り込むというふうなこともあるそうでございます。それは利用者にとってどっちでもいい話でございますけれども、いろいろと不便を期たしておるというのが現状だと聞いておりますけれども、助役さんはそういうふうな点について現実にただ話を聞いただけで池谷駅のその状態を見て来られたことがあるのかどうか、話を聞いただけで判断されるというのでは、ちょっと正しい判断の仕方ができんのでないかというふうに思うわけでございますが、その点いかがなものでしょうか、それと私はこういう具合いにすでに国鉄がそういうふうなことをやられて、一定の事実といたしまして無人化を進めていくことが二度駅員を駐在させて、有人の駅にするということは私の予測でございますが、非常に難しいものがあるのでないかと私もそういう気がいたします。現在の情勢の中ではそういうふうな気がするわけでございますが、そういう時にこれもつい先日の新聞であったと思いますが、美好郡のある町のことでございますが、そこも例にもれず国鉄の合理化によりまして、駅が無人化されました。その駅を地元の町が払い下げを受けまして、駅舎を改築いたしまして観光の振興だとか地域の集会所の為に使用しているそういうふうなことが報道されておりましたけれども、鳴門市の場合も積極的にそういうふうな点では対応していく必要があるんでないかと、商工観光の振興にも鳴門市の西の玄関口というふうな位置は変わりないわけでございます。国鉄が無人化しょうとしまいとそういうふうな位置がはっきりしておりますので、こういう問題に積極的に取り組んで、例えば一例を上げれば駅舎が無人になりますと、非常にスぺースもあるわけでございますから、大谷焼の陳列所を造るだとか、その他地元の特産物の宣伝の為にその場所を利用するとか、いろいろ方法はあろうかと思いますが又駅前の国鉄側のいらん建物がまだまだ今こわしている所もございますけれども、そういうふうな土地を利用いたしまして、非常に狭い駐輪場や駐車場の為に利用する市民の利便を考えて、そういうふうな対策を市が積極的に取り組むというふうなことも当然やってしかるべきでないかというふうに思うのでございますが、そういうようなことについて重ねて助役の考え方お聞かせ願いたいと思うのでございます。 次に不燃物の処理問題につきまして、ただ今衛生センターの所長から答弁がございましたが、地元のこれも私の所に総ての人では一部の人からの話でございますが、いろいろと投書みたいな物が参りまして、そういう地元対策について、非常に不満だというふうなことがあったわけでございますが、衛生センターの所長はそういうふうな点で話合いは前向きにしていきたいというふうな市側の見解をもっておられるというふうなことを明確にしましたので、地元との話合いが円満にできるように、こじれたりせんように住民の立場に立って十分話合いをされることをこの点については要望しておきたいというふうに思うわけでございます。 それと公害対策の問題につきましては、そういうふうな県の指示でボタン式のいわゆる水銀電池については回収というふうなことでございますが、その他のアルカリ電池とかいうふうな、又蛍光燈とかですね、そういうふうなものについての不燃物の処理の問題については、ちょっと所長の話では私は安全性に問題があるのではないかというふうに危倶を持つわけでございますが、その点安全だというふうなことが言い切れるのかどうか、その点念を押しておきたいというふうに思います。     〔市長 谷 光次君登壇〕 ◎市長(谷光次君) お答えいたします。受益者負担の問題でございますが、大きいのは水道料金だとか、国保の問題等でございますが、水道も第十期の計画を立てておりまして、それには昔の水道管のいけかえだとか、あるいは大麻町の方を分離して大麻町の方と鳴門市のあの旧市の方との送水の分離を図っていくんだとか、あるいは今の取水の権利をもっと大きくしょうといろいろこういう計画もありまして、かなり経費も入りますので、一般会計の方からも相当繰り出しはしておりますが、今までの水道料金が安いもんだから、もう少し負担してもらうとこういう気持で提案しておるわけでございます。国保の問題にしましても一般会計の方から一億五千万繰り出しをしまして、事務的経費は市の方で持つが、診療費については受益者の方で持ってもらうとこういう気持で改正を提案しておるようなわけでございます。いろいろご意見もあろうかと思いますが、私もこれ以上負担をかけないようによく検討もいたしたいというふうに思っております。ご理解いただきたいと思います。以上でございます。     〔助役 森谷貞夫君登壇〕 ◎助役(森谷貞夫君) お答えいたします。無人化後に私が現地を見たかというふうなご質問がございましたが、残念ながらその機会がなしにまだ参っておりません。できるだけ近い機会に現場も見せていただきたいというふうに考えております。ご理解いただきたいと思います。それと国鉄の施設の利用についてでございますけれども話に聞いておりましたのでは駐輪場をできるだけ広げたいというふうなことを聞いております。今の建物なり又敷地の利用につきましてですね、ご提案ございました点は国鉄側と十分に話をしてみたいというふうに考えております。ご理解いただきたいと思います。     〔衛生センター所長 榊 武夫君登壇〕 ◎衛生センター所長榊武夫君) お答えいたします。ただ今ご指摘いただきました電池の回収に伴います水銀汚染を防止する問題でございますけれども、私も現在国及び県からの指導を受けております段階では不満をもっておる者でございますが、現在国が指導いたしておりますのは電池の工業界に対するそういう販売店との回収を行えという形でボタン式の電池の回収を行いました。それによって電池に含まれております水銀量の約四十六パーセントが回収をされるんだということでの指導でございまして、それでそれじゃ後の五十四パーセントについてはどうなるかということについては、まだ今のところ指導というのはございません。そしてただ自治体に対する指導方法といたしましては、地域住民に広報活動等を通じて今後回収活動に協力をせよということと、それと老人クラブにいろいろの団体にも周知徹底を図ってできるだけ回収する方法を強化しなさい。 それから一般のカメラ店とか電気店とかそういう所についても回収箱を設置してできるだけ回収をするように周知徹底をしなさいというだけの指導でございまして、まだ第一回目の文章がようやく作日ついた段階でございますので、私の方としましてもこれの指導だけでは不満な点がございますけれども、今後十分協議をいたしまして、対処していきたいと考えております。     〔十四番 松本 聖君登壇〕 ◆十四番(松本聖君) ただ今市長から答弁がありましたが、どうも受益者負担の問題については私の質問に対して市長の答弁がすれ違い見たようなことで、どうも納得がいかんわけでございます。そういう市民の生活のことを思えば私は一方では財政的な非常に厳しいということを言いながらいらんというふうな表現をすればおかしいかも知りませんけれども、片一方では大盤ふるまい的に市の予算を使うと片一方では非常に苦しい生活をしておる市民にその上に負担をまだおいかぶせるようなそういうことになっておるでないかとこういうことを是非改めてもらいたいというふうな私は気持でございます。具体的な審議は常任委員会でいろいろ審議されると思いますが、その中で私は一般質問でできなかった点、なお深く説明も願い質問もいたしたいと思いますが、市長はそういうふうな市民生活の実態を踏まえて本当に明るく住みよい鳴門市というふうなスローガンのもとに市政を執行されておるのでございますから、こういうふうな大巾な値上げをいっせいにやるというふうなことは是非思いとどまっていただきたいと私はそういうことをこの場において強く要望いたしまして、この点につきましては質問を打ち切っておきたいと思います。 次に池谷駅無人化に伴うもろもろの問題につきましては助役からそういうある程度前向きの答弁がございましたので、是非忙がしくて見に行けておらんということでございますが、非常に鳴門市としての取り組みがちょっと弱いんでないかというふうなそのこと一件取りましても、気がいたしました。ただ議決したり当局へいって一言申し入れをしたというふうなことだけではいかんのでないか、本当に市民の代表である市長それに代理である助役といたしまして一日も早く池谷駅の実態等も調査されまして、善処をしていただきたい。 特に池谷駅の場合はあの駅の構内の下を中内谷川という準用河川が流れておりまして、その水害時におきまして、非常にいろいろと問題が起こっておるような所がございます。国鉄側が保安というような観点から災害時には見舞をするというようなことを言っておりますけれども、現に駅員が五名も六名もおった時でも十分な対策ができずに、近隣の市民に迷惑をかけたという過去には事実があるんでございます。そういうふうなことから考えてみますと、災害時には不測の事態が起こるのでないかというふうな点を私は心配もいたします。そういうことも合わせて国鉄側に対して、強く対策を要望されるようにその点も重ねて要望しておきたいと思います。要望にとどめておきたいと思います。 次に不燃物の処理問題につきましては、ちょっと何と申しますか、衛生センターの所長自身も国や県の指導ではちょっと問題があるのでないかと、不満だというふうな見解でございますが、それならば鳴門市独自でもやってでも別にいかんことはないし、当然市民の健康等を考えてみます時には国や県が言わなくてもやるべきでないか、そしてすでにやっておる所もあるわけでございますから、そういうふうなことで具体的に国、県の指示待ちというふうなことじゃなしに鳴門市が独自ででも積極的に対処をいたしまして市民に公害の心配をさせないようなそういうふうなことがないと結局地元対策にも関連してくるのではないかというふうな、相互の関連性があると思いますので、その点につきましてはもう一度衛生センターの所長から明確な答弁を求めたいというふうに思います。     〔衛生センター所長 榊 武夫君登壇〕 ◎衛生センター所長榊武夫君) 今ご指摘いただきました通りでございまして、鳴門市といたしましても市独自といたしまして、今後具体的な方向に十分検討いたしたいという考え方は持っております。徳島市におきましても、すでに四月二日から実施をするべく予定をしておるようでございますので、鳴門市も早急に対策を協議いたしまして取り組んでいきたいという考え方を持っております。     〔十四番 松本 聖君登壇〕 ◆十四番(松本聖君) 以上で私の全質問を終ります。 ○議長(福本節君) 小休いたします。     午前十一時  四分 休憩     午前十一時 十一分 開議 ○副議長(山下善平君) 再開いたします。次に 一、公共施設について 二、教育行政について             三番 開発外之君     〔三番 開発外之君登壇〕
    ◆三番(開発外之君) 通告の順序に従いまして、質問いたしたいと思います。国の予算の緊縮もさることながらボート財源依存型の当市としても年々の競艇収益の減少に伴い、又々作年同様緊縮予算にならざるを得ない状況になったことは理解できないものでもないが、行財政改革ひっしの中で無駄はないだろうか、そこでお尋ねしたい支払いの面でかなりの額を占める電気料金で公共施設の大半は電力使用にあたり、電力会社と電力需給契約を巻き、その中で契約電気、即ち電灯、小型機器、動力付帯電灯等の負荷設備、何キロワットと定めているが、当市においてどのくらいの施設でこの電力需給契約書が為されているのか、又代表的な施設の契約電力のキロワット数をお聞かせ願い質問を続けたいと思います。 次に二問目の幼稚園開放事業についてお尋ねします。不況下にあって主婦のパート等による共かせぎに伴い、カギッコが年々増え、その対策として幼稚園開放という市長の英断による事業が実施され、大変効果をあげているが、数による差別即ち三十名以上との取り決めは三十名以下の地域の父兄にとっては機会均等性をかき、不満の声が上がっているが、今一度明確なるご説明をお願いしたい。又最近灰聞するところによると、一小関係では七十名を越え、木津児童館に入れるやに聞くが、なぜ交通量の多い大代線を通り、又遠距離にある場所に入所さすのか、それこそ幼稚園を開放すべきでないのだろうか、その点納得のいくご答弁をお願いしたい。答弁により問いたします。     〔助役 森谷貞夫君登壇〕 ◎助役(森谷貞夫君) 市の公共施設の契約電力の主なものはどれかというご質問でございますが、まず水道では北島浄水道で九百五キロワット、木津ポンプ場で七百十キロワット、競艇場で千六百キロワット、文化会館で七百キロワットでございます。その外、本庁舎を含めまして五十キロワット以上の電力を消費しておるが二十一カ所ございます。以上でございます。     〔教育長 吉成静夫君登壇〕 ◎教育長(吉成静夫君) お答えいたします。幼稚園の開放事業につきましては、開放の当初におきまして開放に従事するところの職員数等も考慮して児童館のない所ということと、もう一つは復数配置というような観点から三十名というようなことで現在まで進めてきております。五十九年度につきましては市長と協議の上従来通り三十名以上児童館のない所というようなことで今現在作業を進めております。現在三十名以上の所が、黒崎が現在希望者を調べたところ三十二名、里浦が私の方の調査では四十九名の希望が出ております。以上でございます。     〔福祉事務所長 大塚太一郎君登壇〕 ◎福祉事務所長(大塚太一郎君) 木津の児童館へ申請しておるものを、なぜ南浜児童館に入所さすのかという点でございますが、木津児童館につきましては児童館全部について言えるのですが、定員というものを定めておりませんが、やはりその中には収容能力あるいは安全性そういったことから効果とかいうことを考えますと、最高木津児童館で五十名ないし五十五名収容能力、そこへ七十三名の入所申し込みがございます。南浜児童館につきましては、だいたい収容能力三十五名の所へ現在二十五名入所申し込みの数でございます。そういったことから内容的に見てみますと、木津児童館に申し込みの入所者は幼稚園以外に約十八名の六歳児七歳児という小学校一年の子供が申し込みがございます。そういうようなことから低年令層をまず近くの木津児童館へ収容さす、教育の面でも違いますので、従いまして一年生以上についてはどうしても昼からの保育に困るということであれば、あいておる南浜児童館へ入れてはどうですかというご指導をご父兄に申し入れした者がございます。以上でございます。     〔三番 開発外之君登壇〕 ◆三番(開発外之君) 第一問で問したいと思います。 ただ今助役の方より契約電気のキロワット数等に代表的なか所についてご説明がありましたが、この点について私は先程無駄はないだろうかということは助役もご承知のようにこの契約電気によって、まず今まで当市におきましても聞くところによりますと、いち早く教育委員会等についてもこの見直しの中で小中の中で約六百万円余りの無駄な電気料金の使用量が無駄といいますが、この見直しによりまして六百万円に余る電気料が浮いてきたと、こういう実例助役もご存知だと思うわけなんですが、そこで今まず代表的なか所について助役がご発表にありましたが、そこで一つお聞きしたいんですが、まず水道の水源地のとこから申しますと、この資料によりますと、今九百五キロワットの契約電気向こう一年間のトータル月々のあれを言いますと、当初七百六十キロの契約が九百五キロになった時点での四月の時点でなっておりますが、九百キロを越えているというのが一回もないわけなんでんねえ、四月から三月までの期間に、なぜここで私は言いたいのは、七百六十キロと九百五キロとの基本料金による差、果たしていくらなのか、年間どのくらいになるのか、一つ助役さんも計算できておると思いますので、いかに無駄な金払っているのか、ここで一つ九百五キロで計算された基本料金と七百六十キロ以前のというのは私はここでいっているように九百五キロ越えたのが四月から三月までに五十七年度のこれ資料なんですけれども、済んだことはほっとけというお話であるかも知れませんが、現にここの資料によりますと、四月に改正した九百五キロの時点から九百を越したのは一回もない。この点について先程言いましたような数字を上げて一ついかに無駄なお金を払っているのか、それをちょっと、次に四カ所とおっしゃった四カ所についても全部それぞれその改定した基本料金基準値をみますと、なるほど水道一回、競艇一回、文化会館二回とこういうふうに数字がございますが、この点について一つ納得のいく一つご説明をお願いしたいと思います。それによって生ずる金額ですね、それもちょっと合わせてご発表願いたいと思います。 次に幼稚園開放についてお聞きしたいのですが、教育長にお聞きしたいのですが、幼稚園児あるいは低学年のかぎっ子対策として当市においては児童館も使われておるわけなんですが、福祉事務所長からもお話がありましたようにそのような状態の中で低学年の子供を遠距離のとこまで預ける、止むおえず預けざるを得ない、このような状態の中で先程当初申しましたような非常に交通量の多いその場所までの移動その時にやはり授業が終わってからといってもそこまで運ぶ間には当然学校側にも責任の一端は当然負わされる。このように思うわけなんですが、教育長としてはあくまでも幼稚園開放、児童館の開放児童館のある所ではしない。このようにオーバーしてもなおかつ危険な場所へ送り込んでも幼稚園開放はどうしても三十名にこだわるとこういう考えなのか、今一度ご答弁お願いしたいと思います。     〔助役 森谷貞夫君登壇〕 ◎助役(森谷貞夫君) お答えいたします。水道は現在九百五キロ、七百十キロで契約をいたしておるわけでございます。今お示しの七百六十キロと九百五キロと仮りにそれで一年契約量とどんだけ差があるかということになって参りますと、六十一万円程の差になって参ります。それで五十八年度の実績を見てみますと、水道におきましては北島水源地で九百五キロの契約電力に対しまして九月に作年九月に九百三キロという電力が使用されております。それと水道の木津でございますがこれも七百十キロの契約でございますが、昨年九月に七百十キロという電力が流れておるわけでございます。それと競艇では一千六百キロワットの契約でございますが、作年の八月と九月に一千六百キロワット流れておるという実績が上がっております。それと文化会館でございますが、七百キロワットの契約に対しまして、昨年の十月に六百九十キロワットの電力が流れておるとこういうふうな実績でございます。以上でございます。     〔教育長 吉成静夫君登壇〕 ◎教育長(吉成静夫君) お答えいたします。児童館までの交通事故関係の問題でございますけれども、第一幼稚園の場合は木津神の方の児童館に送る場合は橋の木津神橋の所まで一部送っております。南浜の児童館にいく子供につきましては、鳴商の横の停留所までは送りたいと考えておりますが、さらに南浜の児童館につきましてそれ以降の問題につきましては、今後又検討してみたいとこのように考えております。以上でございます。     〔三番 開発外之君登壇〕 ◆三番(開発外之君) 問したいと思います。今一つの例として水道の差額一年間というちょっと聞いたんですけれども、六十一万というこれ一カ月動力の方で計算しましても十六万八千円、一カ月で十六万八千円これ私の計算間違いか、六十一万円の根拠、私がした九百五キロ、七百六十キロこの差によって生じるですねえ、これ一カ月当りなんですよね。これ契約電力の計算というのは六十一万というのはどこから私の論法でございますと、約八十万位の違い、年間なんですけれども、あなたは今一カ月六十一万円、それちょっと多過ぎるんだけれどもこの点一つはっきりした。ちょっと…… それとこれは数字にこだわるのは申し訳ないんですけれども、競艇においては千六百を越えた契約料金を越えたのは八月九月とこれ八月が一千四百二十五、又鳴門六百では当然千キロ一ペんに上げたのですが、千六百キロ越えておりませんねえ、一千五百二十八キロが九月、八月が一千四百二十五キロ、これもちょっと助役さんどういう根拠で千六百キロを越えたと、この点もーつ合わせて数字にこだわるようですが、ここが大切なんです。私の当初に質問の要旨に出してありますように見直しというのはここで私は言いたいのでございますが、これ数字というのは大きくウエイトを示しますので、あなたのおっしゃった八月九月千六百越えておると、越えておれば当然千六百キロの契約はこれは止むおえないと思うんです。この時点においてですよ、年間をとおしますと、例えば八月九月越えてないのに越えたとしてもあとは全然平均にしますと、七百キロ七百五十キロ位で当然できると、年間計算は私もちょっとここで計算しておるんですが、あなたの方も当然今回の質問に対してそれなりの資料もお持ちと思いますので、具体的に今一度水道二カ所、競艇場、文化会館代表ですからこの四カ所について、今一度ご答弁をお願いしたいと思います。 それから幼稚園開放事業について市長にご答弁お願いしたいわけですが、先程来非常に私が申しましたように、年々増えるかぎっ子の対策として幼稚園開放が行われておるわけでございますが、昨年もこの質問に対して、定数の問題で市長に申しましたところ、鳴門市は非常に職員が多いというておしかりを受けておるので、そういう意味でなるだけそういうことは職員を入れないようにしたいというようなことで、確か三十名という契約と思うんですが、そこで私ちょっと市長にお聞きしたいんですが、仮りに前回も明神の二十八名ですが、三十名に足らない所の例を取りましたか、例えばこれ二十名の児童が園児がおるとしますと、ここでもしもそれをしていただきますと、母親がパートといいましても少なく共仮りに五万円、月にかせげる主婦の方が二十人おるということは、ここで百万円の収入をそこの二十名によって百万円かせぐことができる。一方アルバイト職員等から計算しますと、二名として月に二十万、二十万円投資することによって、市民の中に百万円の収入を潤うとこういう計算になるわけなんですが、市長この際非常に不況下であって共かせぎ、どうしても共かせぎせざるを得ない状況においやられた家庭に対して、又その児童に対してどうかその仕事を続ける為にも、又これからする為にも是非この三十名にこだわることなく、一つ最低今の線いくらがいいということは、例え十名でも必要なんでございますが、今聞くところによりますと、大津あるいは明神当りは特にこの声も高まっておるわけなんですが、悲しいかな三十名は越える状態ではございませんが、この点について今一度市長としての幼稚園開放に対する定数問題に是正される考えがあるかいなか一つお聞かせ願いたいと思います。     〔助役 森谷貞夫君登壇〕 ◎助役(森谷貞夫君) お答えいたします。家庭のその契約電力につきましてですね、七百六十キロワットと九百五キロワット、水道の場合には特別料金があるそうでございます。それを適用いたしますと、あくまで家庭でございますが、七百六十キロでいけた場合と、九百五キロで契約をした場合とで年間三百七十万円位の差があるというようなことが出ておるそうでございます。それと今お尋ねの競艇場につきましては資料をそれはいつの資料を見られておるのでしようか、私の方は五十八年の資料でお答えをしておるわけでございますが、八月九月両月共、消費電力は最大千六百キロワットを使っておるということでございます。以上でございます。 ○副議長(山下善平君) 小休いたします。     午前十一時三十六分 休憩     午前十一時三十七分 開議 ○副議長(山下善平君) 再開いたします。     〔市長 谷 光次君登壇〕 ◎市長(谷光次君) お答えいたします。 幼稚園開放の問題につきましては、教育委員会共よく協議をいたします。ご理解いただきたいと思います。 ○副議長(山下善平君) 小休いたします。     午前十一時三十八分 休憩     午前十一時三十九分 開議 ○副議長(山下善平君) 再開いたします。     〔三番 開発外之君登壇〕 ◆三番(開発外之君) 問いたしたいと思います。 資料で今助役との見解の相違があったわけですが、私は済んだことを言う、そういう中で非常に無駄な金が使われてきたと、これがまず第一に言いたかった 五十八年においては八月九月とこういうご説明がありましたので、ではここでお聞きしたい、五十八年度の一年間の毎月の八月九月は越えたと、あとの十カ月は越えてないというそれを数値を各月ごとに一つご答弁をお願いしたいと思います。 それから文化会館につきましても今ちょっと小休中に一般質問の中に小休中の話はちょっとおかしいのですが、市長の方からちょっとお話がありましたが、このようにまともに助役に答えて問したいと思いますが、非常に金額的に見ましてもちょっと理事者の方で担当課の方でよく検討すればかなりな額の電気料金というのは当然ここには電気保安委託料というのは当然契約キロ数によってもちろんダウンしてくる。そういうことを合せますと、私の私案で申し訳ないんですが、年間に大きい三千万あるいは数字で言えば四千五百万位の冗費節約、使った金でなくしてもう使わんのに無駄なこんだけの金払ったというのは歴然とするわけなんですが、この点について助役先程私は五十七年度の話を持ち出し、あとで五十八年度の報告していただくんですが、そういう過去の実積の中でもそのようなことに対して、何ら手を打たれていなかったのか、又検討する意志はあったのか、今後どのようなこの点について取り組まれるのか、合わせて助役の方から最終には市長からご答弁をお願いしたいと思います。 なお幼稚園開放事業につきましては、今後今の実態の質問の中から市長は担当課とよく相談して前向きで善処したいとこういう言葉をいただきましたので、この点については了として質問を打ち切りたいとこのように思います。     〔市長 谷 光次君登壇〕 ◎市長(谷光次君) お答えいたします。電力料金見直しの問題につきまして幹部の方でいろいろ話合いをしておるのでございます。今問題になりましたあの料金以外にも街路燈の問題についても消えておる所もあるし、又まざいていける所もあるので、この際電力料金は今見直しをやろうという姿勢で今検討いたしておりますのでご理解いただきたいと思います。     〔三番 開発外之君登壇〕 ◆三番(開発外之君) 助役の答弁も欲しかったわけなんですが、要は最終には私の言いたいのはこのような冗費節約非常に財政不況下の中にあってそういう無駄な金は払わいでもいいものはよく調査して、この際徹底的に緊急にこの調査に取りかかり、一日も早くこの無駄な支出のないようにこのような処置を取られることを強く要望いたしまして、私の全質問を終わりたいと思います。 ○副議長(山下善平君) 小休いたします。     午前十一時四十四分 休憩     午後 一時  五分 開議 ○議長(福本節君) 再開いたします。 一、市長の政治姿勢について             二十五番 小森圀彦君     〔二十五番 小森圀彦君登壇〕 ◆二十五番(小森圀彦君) 議長の許可がありましたので質問を致します。人間は衣食住が安定してはじめて各自人間らしい働きが出来るものだとされております。当鳴門市の明るくて豊かな町作りのスローガンにもありますように住みよい、という事が市民にとって根本であろうかと考えております。市民が安心して寝れる居住環境を作らなければならないと思うのであります。 さて第一問の都市計画区域の中の排水対策でありますが、区域内外を問わない問題でありますんですが、余り拡げるのも何かと考えて一応の区切りをつけたのであります。現在なお多くの都市計画事業は行われております。昨年の議会でも取り上げてただして参りましたが、私の理解する所ではいずれも都市計画課がその設計をしたようであります。その計画地域の中で塩田埋立地は旧住宅地より一メーター以上も高くなっており道路排水路は少し低くその勾配は低い旧住宅地に向いているのが現状であります。又従来塩田当時にありました水尾ですが塩田はそのほとんどが水尾で囲まれており、旧住宅地の排水はこの永尾に入って塩田は雨水、生活汚水等真水が影警しないように作られておりました。従って塩田に降りました。雨は塩田にたまりポンプアップされて海に出る。塩田と住宅地は水屋の上の橋で、それも細い橋で結ばれ水に関しては隔絶されておりました。以前議会で塩田は旧住宅地の遊水地であったといわれましたが、実際はそうではなく塩田に降った雨は塩田にたまり、塩田のポンプで水尾に入る。それで塩田に降った雨が旧住宅地に影響することはなかったのです。所が塩田が高く埋められ水尾はその数も少く且つ細くなって残った水尾には広い橋がかけられ塩田埋立地に降った雨は少し大きい場合、道路を流れて旧住宅地に入り旧住宅地の細い排水溝から又水尾に戻るという水の流れになるんですが、その旧住宅地の細い排水溝の流れ量は少ない為に旧住宅地の浸水災害を引き起こすこれが四十九年以来数時にわたる旧塩田周辺の旧住宅地の披災状況であると思います。過去の一般質問で都市計画事業の悪い所はなおすという明確な回答をすでに得ておりますが、その後どういうふうになおしてきたのか、今後どういうふうになおしていくのか、冒頭に申し上げましたように四、六時中安心して住居する事が市民生活の根本であると思いますので、はっきりしたご回答を願います。 次に観光施設の整備についてであります。当審議会は何回となく多数の議員諸公が色々な角度から議員が取り上げております。私は観光施設の一貫として昨年の議会でも公園、緑地、道路、海岸の汚れを指摘し改善を要望して参りました。しかるにまだその成果が見えないと考え、市当局がこれをどう取り上げ処理するのかこれをお伺いしたい。 又従来の話と角度をかえて観光に必要な道路、駐車場について申し上げます。私は六十年供用開始大毛インタチェンジ迄となったのは当市にとって良かった点もあると思います。と申しますのは当初の予定通り鳴門インターチェンジ、もとい大毛インターチェンジで高速を降りて鳴門市内に入る道路がほとんど整備の手を加えられる事なくそのままの状態で鳴門インターチェンジ迄開通がなされたのではないか、そして相当数車が増えますがその車が鳴門公園線、小鳴門橋を経て撫養、川東、木津、大津、大麻に入りますと各所で渋滞を起し二度と来るまいと思いながら帰られる、その方々は口込みでこれを拡げられる。そうなって参りますと来なかったお客迄が、将来期待されるお客迄がとまってしまう、勿論来られたお客さん達は二度と来ない、そういうふうな状態が招来されるのではないか、そういうふうになっておったんじゃないかと想定しておりますが、これに対して現状ですと大毛インターチェンジからの道路駐車場、全部の車が利用するのでどうあっても渋滞防止の施策が行われる、市内観光に大きく寄与すると考えからです。東は鳴門公園、塩田公園、島居記念館、尼塚、西の大谷焼、ドイツ村公園、札所参り、はたまた市内商店街でのショッピングを楽しくスムーズにして貰えるように道路、駐車場をどういうふうに整備されるのか、来年春迄の期間ともうーつは六十年迄の二つにわけて二段階にわけてご答弁頂きたいとかように考えます。 第三番目に行政改革に対する取り組みでございますが、今迄の競艇収益を頼みにしたと思われる様な行政は別におきまして、建全財政を確立する為に、又市税増収をする為に工場誘致等が考えられるのでありますが、その工場誘致をいかに実現していくか、この点をお伺い致したい。もう一つ現在私が知っておりますだけでも相当数の建物が建造物が出来ております。公共の建造物が出来ております。維持費管理費の増大を招いて将来的にも市財政を圧迫するような事につながって参ります。この建造物の創設は現状でとどめまして、市民福祉の向上につとめる意思は無いかどうかお伺い致したいと思います。以上ご答弁によりまして、問を致したいと思います。     〔助役 森谷貞夫君登壇〕 ◎助役(森谷貞夫君) お答え致します。まず都市計画区域内の排水対策とりわけ高島地区の排水対策につきましての施設をどのように整備をしてきたかというご質問であったように思うのですが、これにつきましては五十四年災害以来五百ミリのポンプ二台の新設と三百五十ミリのポンプ二台をこれを移設致しまして排水能力の、住宅地の排水能力の増強を計って参っておるわけでございます。 次に観光施設の整備についてでございますが、公園施設等、又海岸の汚れの対策等につきましては今後とも努力をして参らなければならないと考えております。特に塩田公園等につきましては昨年から失対事業にのせまして除草等の整備を計っておるわけでございます。 次に本四開通に伴う道路とか駐車場の整備計画という質問でございますが、道路等に関しましては市道関係についても都市計画道路なり、又一般公共事業にのせまして手の着く所から整備を計って参りたいと考えておるわけでございますが、ドイツ村公園とか一番札所とか向うへの車の交通の流れをよくするという事になって参りますと、やはり県道との整備のからみ、鳴池線の整備ですね、ああいうからみもありまして、その面で県とも十分打ち合わせを致しまして整備をして参りたいと考えております。六十二年の対策につきましては、鳴門インターが出来る迄に建設省の国道十一号バイパス、中山経由でございますが、あれの促進をはかって市内の車の渋滞を出来るだけ除けて参りたいというふうに考えておるわけでございます。 次に三番目の行政改革に対する取り組み方でありますが、一番に財源対策と致しまして工場誘致の問題を取り上げられておるわけでございますが、これにつきましては作年大塚製薬の子会社であります二つの企業の誘致をはかり見事成功致しまして五十九年度予算におきまして工場適地調査の為の委託料を計上致しております。これで工場適地が平地ではちょっと無理かもわかりませんが、そういう山近辺でですね工場誘致適地があるかどうか、そこらを十分みつめて参りたいと考えておるわけであります。公共施設の維持管理費の増大をいかに押えるかという事になって参りますと、これにつきましてはできるだけ施設の管理につきましては人を増さず民間委託で対処して参りたいと考えております。以上でございます。     〔二十五番 小森圀彦君登壇〕 ◆二十五番(小森圀彦君) 問致します。私は排水対策というものは市の行政の根本の一つでないかと、市民の生活を安心して出来るような排水が出来ており安心して寝ておられるような住居地帯にして貰いたいというふうな事を何もかもが人間が活動する為には安心して休んでそして活力を養ってあくる日の仕事に精を出す事が出来るのだと、いうそういうふうな観点で市政の一番大事な事を申し上げたように思うんです。色々としなければならない事がありましょう、しかし住みよい鳴門市を作る為には、これは都市計画区域内に限らず、いかなる地点でも安心して鳴門市民が住居できるようなものにする事が基本でないかという事を訴える為に申し上げたんです。簡単に高島の排水というふうにいわれましたが、これは標題が区画内の排水対策と申し上げたので、そういうご答弁になったものだと思います。そういうふうなご答弁のありました五十四年以来のポンプ増強なんていうのはよく見ております。実際に動かした事もございます。ただ動かしました経験で申し上げますと、昨年ちょっと大きな雨が降った時に樋門は空にしてあったんです。所がちょっと大きな雨と申しますか、短時間内に大きな雨が降った、そうするとポンプを掛けておっても増水してくる。増設されましたポンプもいっしょに稼動いたしましてなお且つ水尾の中の水がドンドン増えてくる。樋門はあけられぬ、という事でびっくりしたんです。又これ五十四年の二の舞になるんではないか、こんな事では困る、そしてその後、井上代議士といっしょに話をした時に前々から井上代議士がこの問題については色々とお世話を下さっておったのでその話をしましたらそれは大変だという事で今年も又ご努力願う事になっております。そのような排水の事につきましては、市単独でなしに、まあ財政が行き詰ってきておるんですから国とか県の補助を貰って仕事をする事になると思うんです。そういうふうな国や県との連けい又働きかけをどういうふうに鳴門市はなさっておるのか、それを伺いたい。 又、高島、三ッ石、高島の排水丈にどうも限られたようですが、もう一つこれは丁度土地区画整理区域と、そうでない所のはざかいになると思うんですが、三ッ石の排水路これは区画整理の区域と区域外との丁度堺目になっているようですが、その水路事体が非常に細くなっております。従来塩田がありました時と比べますと、半分以下になっておる。又深さも高い所があり、高いというか深さの浅い所、深い所、そういう水路が出来ております。中学校の前の当りは非常に狭い、そして又浅い排水路になっております。ご承知のように三ッ石は、芙蓉山という大きな山を抱えておりまして、西斜面に降った雨は全部こちらの方へ流れてくる。五十四年の時には幸い何とか浸水はしなかった。しかしこの雨がもう少し長く続いておったら三ッ石もこれは水路が悪い為にスクノ海という大きな遊水池がありながら排水路が悪い為に浸っておったんではないかという心配を地元の方々がされております。この排水路を早く直しておかなければ高島と同じように三ッ石の山沿の居住区は水没する。浸水する事になろうかと思う。それをこの際どういうふうに取り上げて措置して頂けるのかお伺いしたいと思います。 それから観光施設につきましてでありますが、道路又駐車場につきましてはご答弁がございました。ただ私は申し上げましたのは従来から申しているように、公園、緑地、海岸そうした道路の汚れの事も申し上げた筈であります。そういった汚れた公園、道路、海岸、緑地そういったものを観光客に見せるような事では観光施設立派な観光施設が出来たと致しましてもつなぎの部分、そういった所ではずかしい所丈を見せるようになると思うのであります。そういった点をどういうふうに解決されるのか、どういうふうにきれいにするのか、それを伺いたいし、又公園の管理の為には各課に色々分割されているようなので、この際公園関係の係りを統合して公園課とでもいうようなものを作ってある程度予算をつけて管理をしていく、公園には少くとも夜間照明位はつけるようにして貰いたいと思うんですが、この点について市長のご意見を伺いたいと思います。 それから五十九年の第一回定例会以来、度々論議されて参りました交通渋滞、大毛インターチェンジ迄の供用開始による交通渋滞の解消の一つとして鳴門スカイラインの無料化について市長は自ら県へ頼みに行くと明言されておられましたが、それはどうなっておりますか、お伺い致します。 第三番目の行政改革ですが、先程は一つの在り方を申したわけなんですが、何とかして市の行財政が大手術を要するようになる前に早急に措置を溝じて明るく豊かな住みよい鳴門市を作る為に市当局と議会が両輪の如く働くように万全の努力を致す事を願いまして、この点については終わりたいと思います。     〔市長 谷 光次君登壇〕 ◎市長(谷光次君) お答え致します。まず排水の問題でございますが、お話のように鳴門市も国なり県の補助をうけて下水道の工事をやっております。今撫養地区でやっております下水道工事がまだ完成しませんので他の地区へ手が伸びない、そこで非常の場合を考えて出来るだけポンプを増強しまして、そして応急措置を溝じて参ろうと、こういう気持でポンプの増強をやっているわけであります。勿論排水の設備もやらなければなりませんが公共の下水道の工事を今撫養地区でやっておりますのでこれを早く完成させる。そして一方で流域下水道の話を進めておりますので、県を主体として二市四町がこれに協力して早く流域下水道を作って浸水の心配のないようやっていきたい。まあ私達も努力しております。部分的には遅れておる所もありますがお話のように何とか皆んなが浸水の心配のないように安心して生活が出来る環境を作っていきたいと私達も努力しております。一つご理解頂きたいと思います。 それから観光施設の問題でございますが、公園なり緑地帯なりあるいは、海岸にしましても汚れている所が随分ありますが、出来るだけそれらは清掃につとめましてきれいな町に致したいと考えているのでございます。今公園に夜間照明の話も出ましたが、場合によっては夜間照明をつける事も必要だ。これはあんまり暗くしますと公園自体非常に風紀が悪いそして又、グランドなんかは夜スポーツをする人もありますので、グランドとか公園なんかは出来る丈照明をつけたいという気持でいるのであります。 それから交通渋滞の問題でスカイラインの無料化について私達は県の方へたえず話しております。私は県の方では、仲々難かしそうにいうんですが、大鳴門橋が架って大毛島迄、大毛インター迄取り敢えず供用開始になりますが、中山の方へ行くには、六十二年迄かかるという話であります。六十二年迄でも無料化にして貰えんだろうかとこういう話を県へ致しているのであります。まだ結論は出ておりませんが、事務関係では難かしい駄目だという事ですけれども、これは政治的に解決しなければ仕方ないんいやないかと考えております。決してほってあるわけではございませんので、私もこれは気になりまして、供用開始迄には何とか結論を出したい。こういう気持で努力を致したいと思っておりますので、ご理解頂きたいと思います。以上であります。     〔助役 森谷貞夫君登壇〕 ◎助役(森谷貞夫君) お答え致します。三ッ石の水路の整備のお尋ねでございますが、この水路は市の都市計画区域からは、はずれている水路でございます。昔、巾が広かったのは存じておりますけれども、地元との協議で道路を拡げてですね、水路を狭めるという工法もー部取られているような所もあるようでございます。そういう点で今後対策をどのように考えていくか、土木の方とよく協議を致しまして考えてみたいと考えております。     〔二十五番 小森圀彦君登壇〕 ◆二十五番(小森圀彦君) 市長、助役からご答弁頂きましたんですが、この市長にお伺い致しましたのは、自から行かれる県へ行かれるという事をいわれておりましたんですが、どうしておりましたんですか、とお伺いしたんです。その点もう一回お伺いしたいと思います。 それから三ッ石の排水ですが、せばまっておる丈でなく浅い所、深い所があって途中の深い所全然変わらないその為にそこに溜っておる水は色が変って桃色の水になってきておる。夏がくると、きたない話ですがうじ虫がわいてくる。大水が出て何しましても、この水は変わらないというふうなものがあるわけです。それをお忘れないように十分対処して頂きたい。一つだけ市長からご返事頂きたい。     〔市長 谷 光次君登壇〕 ◎市長(谷光次君) お答え致します。スカイラインの無料化問題につきましては、私自身が県へ参りまして知事とも話をしているのでございます。六十二年に全部の供用開始が始まるので、それ迄の間でも無料化にして貰えんかという仲裁案は実は私が出したんでございます。政治的には、これは何とかかたをつけたい。事務手続きは難かしいけれども政治的にして何とか話をつけたいというつもりで話をしているのであります。県の方では木下企画部長だとか知事にも話して交渉しておりますのでご理解頂きたいと思います。 それから三ッ石の排水の悪い所は、これは十分調査致しまして、水がたまらないようにスムースに水がはけるように早いうちに終了致したいと思っておりますので、ご理解頂きたいと思います。     〔二十五番 小森圀彦君登壇〕 ◆二十五番(小森圀彦君) 何と申しますか、今迄大分古い議事録を読まして貰ったんです。本議会で議員諸公が質問される。これに対して理事者側から答弁が表現の差があって、それによって古い方々は判定されておると思うんですが、私のように去年の選挙で始めて出て来た者にとっては、その答弁のニューアンスがわからん、ましてやよくいわれる事は委員会で決って委員長が報告をして、これこれをしてほしいというふうな話をしておっても実際には何にもなっておらん、ひどい時はこういう事があったという質問に応じたら作ったばかりで知りません。あとで勉強してその人がこうでしたという返事を持って来るのかと思ったら何にも持って来ん、何の為に委員会で委員会の決議をして市に、又連絡をしておるのか、これは我々が、たかが千票そこらで上って来た議員だから何万票もいるような市の理事者に対しては、かなわんというふうな事なのか、何かわかりませんけれども非常に議会で議場で話し合った事がまともに取り上げられておらん場合が多々あるように思います。又議員諸公が委員会で色んな事を一生懸命話し合ってそして決めた事をどないなったのかと思ったら、先程言うたように私は知りませなんだ、その後勉強しとりませんというような感じ、こんな事では議会の権威というものはどこにあるのだろうかと、私は言いたい。あんまり偉そうな事言いまして、新参者の議員が何をぬかすんなと思われる方もあろうかと思いますけれども、実際に約十カ月議員として生活して参りまして考えております事は、我々議員というのは市民の代表としてこういった事をせないかんのでないかと、こういう事をしたい、又実現させたいというふうに思って出て来とるわけですが、今の状態では考えております事の全部ぺケになっていくような感じで今後そういった事のないように、私が申し上げました事に対してご答弁下さいました事を着実に実行して頂けますように強く要望致しまして私の全質問を終わりたいと思います。どうも有難うございました。 ○議長(福本節君) 次に 一、市長の政治姿勢について             二十四番 叶井長助君     〔二十四番 叶井長助君登壇〕 ◆二十四番(叶井長助君) 番を取らして頂いたんですが、二、三日前からちょっと体の調子が悪いので質問中に取りやめてするかもわからんので、その点もしそういうような事になった時にはお許しを頂きたいと思います。 私の質問は観光行政という事が一問でありますが、この観光行政も幾通りもありまして、色々観光行政について議員諸公からこの度も質問されたと思われますが、しかし私はちょっと打算が勝ち過ぎる男でありまして、観光行政にカを入れ過ぎて施設をしても、市民がうるおわんというような観光施設はあんまり私は望まんのでごわす。観光施設をしても観光に来てくれる方が喜んで見て貰うて、遊んで貰うて、そして金を落して貰うというような事に考えて観光という事にお尋ねをするので、その点よろしくご答弁が願いたいと思います。今迄観光施設こまかい四、五人来たらいっぱいになるような観光施設ばっかりで何ら多数外来者が来ても、これを観ると、又鳴門市民に金を落すというような施設はない。そこで過日こういう事を聞いたんでごわす。この権威者が、観光に対する権威者がいわく鳴門市は、観光行政は四十年遅れておる日本にたった一つ、又世界にもまれな一つかないまれな鳴門の渦が、これがあるのにこれを観たらもうあとに観るもんがない。これにひっかけてそうして観光施設をしておらなければならんのに何じゃないから四十年も遅れておる。この四十年を早急に取りかえすにはどうしたら良いかという事に僕は考えるんでありますが、まず何事をやられても悪い事やれば市長、良い事やれば市長、課長やら議員じゃのいう事は絶対に出て来んのでございます。 そこで市長であるけれども賢明なる市長といえども、そう全部が全部市長が考えてするという所にもいかんのでなかろうか、それには担当課がおりまして、担当課長が市長に相談し、進言し市長の命令を得て、そしてそういうふうな事を議会に諮って議会で承認を得て、この施設をすると私はこのように解釈するのでありますが、そこにおきまして、まず担当課長が構想をどういうように書いておるのか、まず担当課長のご意見を拝聴したいと、かように思います。その後に市長の御答弁をわずらわしたいと思います。 次に議題としてある、これがどうも議題になり難いんですが、議長に注意受けるかもわからんし、又議員に三十二年も議員しとっておかしげな事を聞くなというような批判を、又お叱りをされるかもわからんので、私は三十二年間議会人として出て来ておりますが、その心掛けと申しましょうか、これは私は市民の公僕であると市民に言われた事はよく考えて、そして課長なり市長なりに陳情して市民の納得のいけるような点に副う事が望ましいと、こういう方法で進んで来たんでありますが、今年から大分方針が変わっとうようなので、もう議員やかいいうものは用事がない。陳情やかいすべきでないと、こういうような感じ方をしたんですが、市長は部下に対して議会の言う事は聞くなというような事に指示してあるのか、どうかこの点一つお聞きしておきたい。かように思います。     〔商工観光課長 河野忠久君登壇〕 ◎商工観光課長(河野忠久君) 最初に観光の問題についてお答えを申し上げたいと思います。私共が観光行政をする中におきまして一応の基本になりますのは鳴門市の総合計画であるとか、あるいは徳島県があるいは鳴門市共同策定による地域の観光振興計画というものが一応基本になっての観光施策というものを進めていかなければならないのじゃないかと、私はこのように考えております。この鳴門市の総合計画の中にも観光施設の整備につきましては、鳴門市をそれぞれ三つの地区にわけまして、観光の施設あるいは振興をはかるという事がうたわれております。その大きなものとしては、国立公園地域あるいは中央それから県立自然公園地域、こういった大きなわけ方をされておるわけなんですが、この中に亀浦観光拠点地区としては観光港にふさわしい港湾施設を整備して広域観光の拠点にする。あるいは又鳴門公園地区につきましては、大鳴門橋及び関連道路の建設による大きく変ぼうする地区であるという事で人工景観である橋を中心として、架橋記念館あるいは全体的な公園の整備計画というものを進めなければならないんじゃないか、そういう事が色々と総合計画なり県の振興計画の中でうたわれておりますが、残念ながら現在迄の観光施設というものが、この総合計画の中にうたわれたものの中で完全に可能かと思われますものは現在では架橋記念館が、これから建設されつつあるという事でそれ以外の日出地区のベラビスタの問題につきましても、色々と計画はあるようでございますけれども企業側の色々な事情からそういった整備というものがなされておらないという事がございますのでこれから上司ともよくこういうふうな総合計画の中にうたわれております。観光のそれぞれの施設計画について十分指示をあおぎ今後の観光施策というものを進めて参りたいと考えておりますのでご了解頂きたいと思います。     〔市長 谷 光次君登壇〕 ◎市長(谷光次君) お答え致します。鳴門市の観光施設にしましても渦以外に何もないというお話でございますけれども、私達は鳥居記念館にしましても、ドイツ館にしましても、あるいは一番札所、二番の札所にしても大谷焼のかま場にしましてもそれぞれ、色々施設があると思うんですが、しかしこれを鳴門市の施設をゆっくり見ようとすれば一日で見きれない位あるんですが、しかし市民はどうも鳥居記念館だとかドイツ館だとかいうものに対して関心がないようでありまして、今お話のように渦以外には何もないじゃないかという事で時々私も聞かされるのでありますが、それなら果してどういうものを作れば良いのかという反論を致しますと、良い考えは別にないのであります。しかし三十二年も議員をやっておられる叶井議員であります。鳴門市の観光行政をどういうふうに伸していったら良いのか我々に対して一つご指導を頂きたいもんだと思います。 それから私が部下に対して議会の言う事を聞くなという指令を出したかという事ですが、そんな事をやる筈はないのであります。議会で決議された事は私達忠実に守っております。たまには忘れる事もあるかも知れないけれども大体忠実に約束した事は守っておる積りでございます。その点一つ誤解のないようお願い致します。以上でございます。     〔二十四番 叶井長助君登壇〕 ◆二十四番(叶井長助君) 叶井に一つ言うてみいと、こういう事を言われるんなら私は考えて来とったんですが、そんな事はまさか市長はおっしゃるまいと考えておるから、私は考えておらんのでありますけれども、まず簡単に考えておる事は鳴門の渦を、まず見せて、どっか観光客が喜んで遊ぶような施設をしてどうかいな、これはちょっと大麻の方につかえますが、大麻のドイツ館を公園にして大勢のお客が見に来て貰えるようにするには百億か百五十億位今から投じんとお客が、来客者がないという事で私は感じております。そこで芝野君が内の海の観光開発ですが、聞かんけれども書いてあったんでわかったんですが、内の海の開発、これは市長がずっと前から内の海の周遊道路をつけたい、こうこうした土地があるんだからそれを利用して周遊道路をつけたい議員、委員もこれに対する双手をあげて賛成しとんですが、それも遅々としてあんまり進まんという事なんで施設会社あるいはそういうふうな資本家が来てくれ易いような環境作りをまずせなあかん。そういう事に考えておるんですが、それには私が先程申した通り内の海の周遊道路をつけるという事に前からいわれよんですが、この点どこ迄進んでおるんですか、又我が里浦の事を申し上げると、又市長も、又色々な人も叶井が里浦の山買うとるけん山を生かすとて、銭もうけするとて言よんじゃ、こういう解釈されるかもわからんから私は里浦の事を言わんのでありますけれども、里浦を生かして行くんであればあの山を生かし、海を生かすならば十分に観光施設が出来る。そして中心部をうるおすと市民もうるおわす事が出来るんだ。問題は他市、他県の人から来て喜んで貰うと同時に鳴門市に鳴門市民をうるおわすという事に重点おいて考えるならば、この二点をおいて今の所は考え方は浮んでおりません。 それと又あとから市長答弁がありましたが、ちょっと聞き間違いを市長なさっとんでないか、あるいは私が言い間違うとったんか知らんが、私は信念をもってしゃべんりよんで間違うとう筈はないと思うんで、議会で議決したり議会でしゃべったりする事にこんな事は、市長言うたんかという尋ね方はしておりません。議員のいう事を聞かないでも良いというように市長が命令しとんかどうかと、こういう事を聞いたんであります。その点についての答弁が違うんでもうー辺答弁をしかえて貰いたい。その後に私は聞きたいと思いますので、よろしくどうぞ。     〔市長 谷光次君登壇〕 ◎市長(谷光次君) お答え致します。資本家が資金を投じて施設を作ってくれるような環境を作るという事は、これは良い事だと思いますが、しかしまあ、そう簡単にいかんのでありますが、そういうふうに努力はしなければならんと思っております。それから観光客が喜ぶような施設と、言うは易く行うは難しで、そういわれるけれども仲々そう簡単にいかないのが現実であります。 私達は、私はいつもよく話するんですが、鳴門市へ行って良かったというような印象を持って帰って貰うと、又きよる。それはそのある時私が汽車の中で大阪の女子大生といっしょになったのでございます。そしてどこへ行っとったかと聞いたら鳴門のユースホステルへ行っておった。私が市長だという事を知らないんであります。鳴門のユースホステルはどうでしたと聞いたらあすこが最高であった。四国をずっと回ったけれどもあすこがもう最高であったというので、どういう所が良かったんですかというとやっぱり人間関係が一番良かったというのでございます。私達は観光客に対して真心こめて接待をする事が必要だと思うのであります。歓楽街を作るのもーつの行き方かも知りませんけれども、それよりかお互いに真心をこめて来客を接待する。これ決して豪華な接待じゃなくして心のこもった接待をすれば言い伝えで人が来てくれるんじゃないかという事も考えるのでございます。勿論施設は作らなければなりませんが、私達が全国会議を鳴門でやりましても鳴門で宿泊出来る人というのは、ほんのわずかでございます。これではいけません。もう少し鳴門で足をとめ鳴門の人情をゆっくり鑑賞できるような施設が、私はほしいものだと思うのです。しかし仲々そういかんのが現実でございます。 それから議員の言う事聞くな、そんなたっすい指令は私は出しておりませんので、何かのお間違いではないかと思います。一つご理解願いたいと思います。     〔二十四番 叶井長助君登壇〕 ◆二十四番(叶井長助君) 市長にちょっと反発しすぎて議題外になりますけれども、今市長がユースホステルのご自慢をなさったけれども、そういうご自慢の所がお客が無いようになってしまいよる。その点わかっておりますかいな、そんでまず市長に会うた人が特にそういう感じを持った人がたった一人おった。こういう事でなかろうか、私はこう思うんです。 それで又、観光施設の問題でありますけれども、もし私が市長ならわしに良い友達があるんならば、その友達に要望入れて私はそういうような施設なり、又旅館なりを一つやって貰いたい。私は常に聞いておりまするが、まず市長のお友達は立派なお友達が多い、水中翼船の社長は市長の朋友であるやいうふうに私は聞いとんので、その為に宝塚の五割も持っておられるので、宝塚のおどり子というたら言い過ぎますかいな、なんちゅうたら良いんですかいな、これが市長の要請によって社長から聞き入れてくれて毎年盆のおどりに一つ参加してくれておる。こういう所迄は市長がやってくれておるんだが、何故そこ迄、水中翼船迄運行しておるんだから、そういうような大社長に市長が一つ要望入れて考えて貰うたらどうかいな、又特に私は市長が叶井の意見を言えといわれたんで、さっき言うたんですけれども、もう一つ市長が何年前でしたか里浦の大手海岸の防潮堤がどうもあぶないので離岸堤を作って貰いたいと要望入れた時には、心持ちよく県へ国へ働きかけて離岸堤を現在の所完成をみております。そうしてその時に市長は漁業組合長に対してこの離岸堤が完成すれば必ず砂がたまるんだ。そこでこの六キロあるやつを半分三キロは、夏は海水浴場に貸して貰いたいという要望を入れて漁業組合長は、これを了としております。この三キロの海水浴場を作るという事になれば、天下にない立派な海水浴場が出来ると私は思うのであります。 まず海水浴場にはお客を受け入れる、これは阪神方面には海水浴場が無いんだから、プールのような狭い所で泳いでおるんだから、この点について宣伝をすれば必ず大勢が来る。海水浴場に来て鳴門市の良い所を見て何とか資本家が考えるようになるんではないか、かように考えるんですが、一つ文申し上げて私は知識が狭いんじゃけんな、市長みたいに広うないんじゃけんな、市長みたような知識の広い人と違うんですから、そういうようにまず一つ、里浦の海水浴場作ってはどうか、又フェリーかいな水中翼船の社長に要望入れて、ただおどり子ばっかり一年に一ペん来て貰うよりか大きな施設をして貰うような事に一つ市長の力によって働きかりて貰うたらどうか、かような要望を一つ入れておきたいと思います。 それから市長おっしゃる通り私も三十二年間議会で来ておりまするけれども、よもや市長が叶井の言う事は聞くなよというような事におっしゃってないであろうと思たんでありまするけれども、何ぼ考えてみてもどうもそれが納得がいかんので、本日ここにこういう例があるんですから私は申し述べて担当課長なり、市長なりのご答弁が願いたい。と申しますのは里浦のわかめ組合の移転問題について、さきにわかめ組合の連中等には頼まれて、私は頼んで、地元のわかめ組合に頼まれて中へ入って円満に移転をした。全部私はしたんかいなと思いよったら倉庫が残っておった。その倉庫について去年に移転さしておかなければならない倉庫がまだ今年になって残っておる。これについてどうも都市計画課が我々の言う事を十分取り上げてくれんのだ。そこで叶井さん、中へ又一つ入って貰いたいという事で頼まれて、この交渉の中へ入った。そうしたらどういう風の吹きまわしか野間課長は、この際じゃけん議員のいとれ、のいとれも条件がついております。この際じゃけん議員のいとれ、この際のいとれというてちょっと聞きたかったんじゃけんど、どの際ならという事を聞こうと思たんじゃけんど、大端元議員がおりました関係上、議員やめとる人に迄わずらわす事はよくないと思って差し控えたんですが、大端君議員が叶井君も気が長になったなと、もう年取っとんじゃな、とあなな事いわれて黙って引き下っとんかい、とこういわれたんじゃけんど、私は今迄そんな事は無かったけれども市長がそういうように野間課長に言いつけたんかいな、又いずれゆっくり市長に話をして一つご意見をお伺いしたいと、かように思っておったんじゃけんど、これ幸い本日の総体質問で一つ聞いておきたいと思います。お尋ねしているのでご答弁を願いたいと思います。     〔市長 谷 光次君登壇〕 ◎市長(谷光次君) お答え致します。里浦の大手海岸の海水浴場の問題、これは色々事情がありまして延びておりますけれどもよく検討致したいと思います。それから阪急の社長の方へ何か施設をという問題ですが、これはちょっと難かしいかと思いますが、しかしまあ話はしてみたいと思っております。 野間君がそんな事いう筈がないと思いますが、私は野間君には何にも指令は出しておりません。議員の言う事聞くなやいう事は言うておりませんので、一つご理解頂きたいと思います。     〔都市計画課長 野間繁満君登壇〕 ◎都市計画課長(野間繁満君) お答え致します。昨年ドイツ村問題等で色々世間にご迷惑をかけましたという事は、都市計画課の用地買収に問題があるんではないかという考え方にたちまして我々用地買収の取り組み方を自粛し、反省しなければならないという事で議員さんに入って貰うよりは、議員さんにご迷惑をかけてはいかんという事で直接誠意をもって交渉せなあかんという事で議員さんにのいて貰いたいという事であります。     〔二十四番 叶井長助君登壇〕 ◆二十四番(叶井長助君) なんという野間答弁するんな、大麻にわしが何関係あるんな、議員にどんな関係があるのか、この際じゃけんのいとれ、というのはわしには解せん、もっとらしい答弁があるんではないか、市長どない思うで、私はね、そして結果的に申しますと私がその後、のいとれといわれてのいとったけれども、野間君と地元ではどうも意見が合わなんだ。そこで最後は市長が乗り出されまして吉田としお君を呼ばれて、そして野間君がこれ以上絶対に譲歩出来んのだという事になったやつを市長が二百万追加、又都市計画課が百万追加、三百万追加してやや妥協をみた。吉田君はそれで良かったんだけれども、地元のあとの七人の方が納得するやせんやわからんので、市長と私は話をして来たんじゃけれども叶井さんの名をつかわしてくれ、叶井さんも私も吉田君の話し、叶井さんも私も共に市長と話をしてきて話を決めたんじゃから市長の顔もあり、叶井の顔もあるんじゃけん、これを一つ了としてくれという説得するから一つ叶井君、名を使わしてくれんか、これは、わしにもったいちょっとつけてくれたんだろうと思うけれども、そういう事態があったのに、まず叶井といえども要る時は要るんです。この際大麻の問題がどうあったけん、こうあったけん、大麻の議員どない関係があった。この点わしは納得いかんわ、大麻に一枚かんどったか、その点一つご答弁願いたい。     〔市長 谷 光次君登壇〕 ◎市長(谷光次君) お答え致します。野間君が大麻の問題を引き出したのは、大麻の問題は都市計画課が自らが解決する問題じゃ、議員さんに迷惑をかけたらいかんというのでお引き取りを願いたいという事をその言うたんでございます。叶井議員さんが大麻の問題に一枚かんどったやいう意味じゃないんでございます。一つ冷静にお考え願いたいと思います。あの問題は色々いきさつがありまして今日迄延びておりましたけれども、私が聞きました所では円満に話がついたように聞いておるんでございます。出来るだけ議員の皆さん方にご迷惑をかけないで我々で解決出来る所は努力して解決したいと私達も考えておりますので、この点一つご理解頂きたいと思います。     〔二十四番 叶井長助君登壇〕 ◆二十四番(叶井長助君) 市長は元弁護士なさっておったんですが、法廷に立って今のような説明で納得させますかいな、野間君が叶井君に迷惑かけんようにしたいと、大麻の問題を出さずに何か良い答弁はなかったのか、大麻にどの議員がどう迷惑をかけたのか、又わしがどない大麻にかんどったのか、第三者が聞いたらあ、叶井君が大麻でちょっと金もうけしたんと違うのかと、それであのようにことわられよんかいなと、こない解釈なさるでせんか、もう一つ違う説明して貰いたい。議長小休して相談してくれ、こんな事では引きさがれません。 ○議長(福本節君) 小休致します。     午後 二時 二十分 休憩     午後 二時二十六分 開議 ○議長(福本節君) 再開致します。     〔都市計画課長 野間繁満君登壇〕 ◎都市計画課長(野間繁満君) 先般の私の発言中ドイツ村問題云々というのは取り消させて頂きます。用地買収につきまして、誠心誠意交渉をしたいという事でございますので御了承願いたいと思います。     〔二十四番 叶井長助君登壇〕 ◆二十四番(叶井長助君) 市長、私がちょっとでも市長疑ったという事に対して市長におわび致します。市長の命令かいなと、思ってあなな発言は野間課長ではようせんと思ったんですけれども、市長がこれは命令したんかいなと思ってあとへ引っ込んだんですけれども、野間の発言だけなら大端君おる前で、ちょっと待て、おいちょっと待てお前もう一辺言うてみいと、復唱さすんですけれども市長が命令しとんでないかいな、と思って色々な含みもあるんだろうと思って遠慮したんですけれども今の野間君の答弁は、その時にそういう事を何故言わんかと、この際じゃけん用地買収は自分がやるんじゃ、前の課長はあの通りの自転車屋の移転問題、これには非常に苦労させられた。色々と用地交換地を構えた、しまいにはうちの家迄犠牲にして難問題を解決したというようにも考えて、お手伝いする事に対してちょっと自分がうぬぼれておりますけれども誠心誠意私はやってきよる積りです。それにも拘らず、この際じゃけんのいとれ、あの時にこの際とは何なと聞いといたら良かったんです。な課長そしたらじゃ、もっとらしい話になったかもわからんのですが、その時はそうであったけれど、この際じゃけんのいとれという事は、これをどう取り消すのか、その点をいよんので、今のような答弁では納得いかんわもうちょっとあやまり方がありそうなもんじゃ、言い方が ○議長(福本節君) 小休致します。    午後 二時三十分 休憩    午後 二時三十分 開議 ○議長(福本節君) 再開致します。     〔都市計画課長 野間繁満君登壇〕 ◎都市計画課長(野間繁満君) この際と話しましたのは先程申しましたように、都市計画課自体の体質改善をせないかんという意味でお話したと思います。その際にも議員さんからもそういう話もあって色々とお話をしたような感じをもっています。     〔二十四番 叶井長助君自席から〕 ◆二十四番(叶井長助君) どうも納得がいかんわ。色々と話をしたってどんな話をしたん、この際じゃけんのいとってくれ、こう言うた丈であと何じゃない、話ないんでその時に大端君がねきにおって叶井君も年とって気が長うなったな、あんなんでおこらんのかい、さっきも言うた通り市長の命令かいな、市長に話すれば良い、あんな暴言は野間課長如きではよう発言せんだろう、とこう解釈したけんだまっとったんで、今の答弁では納得出来ません。納得出来る答弁して下さい。     〔都市計画課長 野間繁満君登壇〕 ◎都市計画課長(野間繁満君) この際といったことばは不適当だったので取り消さして貰います。今後十分注意して仕事をしたいと思います。     〔二十四番 叶井長助君登壇〕 ◆二十四番(叶井長助君) 今のような説明したらスパッと済んでおるんです。性根が性根やけん、本性を表わしてしもうた、以後よく気をつけるよう要望入れてこの問題は市長のメンツにかけて私は許す事に致します。質問打ち切ります。 ○議長(福本節君) 以上をもって通告による一般質問は全部終わりました。 これをもって一般質問を終了致します。 おはかり致します。 議事の都合により明三月十四日は休会と致します。 これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ご異議なしと認めます。 よって明三月十四日は休会とする事に決しました。 次会は、三月十五日午前十時から再開いたします。 本日はこれをもって散会致します。     午後 二時三十四分 散会...